「ピリ将」ピリっ娘が将棋倶楽部24で初段になる50の方法

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【緊急投稿】三浦九段の出場停止処分について(7)

三浦九段の出場停止処分について(7)

 

ブログ本旨から外れるため、あまり言及したくないが本音だけれども・・・・・・

ここだけでこのニュースに触れる人もいるので、この週末の動きを補足する。

 

その後の動きを整理しよう。

 

日本将棋連盟は2016年10月21日、棋士を集め、説明会を行っている。

場所は東京の将棋会館だが、大阪の将棋会館にも中継されている。

同連盟は、調査委員会を発足することを発表した。

www.asahi.com

www.sankei.com

 

他方、三浦弘行九段は、2016年10月21日、2回目の反論文書を発表した。

主に『週刊文春』への反論のように読み取れる。

依然、全面対決の姿勢だ。

棋士同士がやると、まあ、こうなるか。

 

mainichi.jp

 

ここまで状況証拠は明らかになりつつあるが、確証は得られていない。

したがって、調査委員会の推移を見守りたいと思う。

 

2016年10月23日には、NHK杯将棋トーナメントの放映があった。

先手が橋本崇載八段、後手が三浦弘行九段である。

 

これはまだ処分が下される前の収録であったため、オンエアされた。

番組内では収録日のテロップは示されたが、処分自体には言及されなかった。

『スポーツ報知』が放送直後に、さっそく速報している。

 

www.hochi.co.jp

 

以下、詳述は避けるけれども、ネタバレに注意。

 

実際にNHK杯を見た感想だが、よい内容の将棋で対局自体を楽しめた。

当然、早指しのテレビ対局で不正はできない。

その中で、これだけの名局が生み出されるわけである。

やはりプロ棋士はすごい!

 

プロもアマも、カンニングをしないで将棋を指してほしいと切に願う。

また、カンニングを疑われることのない環境を整備してほしい。

話題性で注目されるのでなく、盤上の戦いが常にメインであってほしい。

 

橋本八段の心中を察する。

いろいろと言われているけれども、彼はやはり将棋の普及を考えているだろう。

盤外のパフォーマンスも、盤上あればこそと考えているに違いない。

 

三浦八段に勝ったところを純粋に喜びたいだろうし、見せたかっただろう。

負けても勝ちになる勝負など、勝負とは言えない。

盤上と盤外の比率が大きく逆転した今回の対局は、許せなかったのでないか。

いかにハッシーといえども。

 

それは渡辺明竜王にしても、きっと同じだろう。

「タイトルを剥奪されても」という発言の重みは、やはり看過できない。

 

見方によれば「盛り上がればよい」的に振る舞う棋士の最右翼がハッシー。

だから今回の件は、さらにデリケートかつ皮肉なことになってしまっている。

 

「持っている」といえば「持っている」だろうが、不幸といえば不幸である。

シャレがシャレで済まなくなっているから。

 

いわば、盤上と盤外のパフォーマンスが全部、妨害された格好だ。

このような注目のされ方は、やはり不愉快だろうと思う。

 

最後に、三浦九段の側にも立ってみる。

不正のできない環境であればこそ、絶対に勝たなければならなかった。

一般人はNHK杯以外を見ることはできないわけだから、なおさら。

しかし、結果は負け。しかも、感想戦も、ここでは人間的だった。

この一局を見る限り、やはり限りなく黒に近いグレーだと思わざるをえない。