「ピリ将」ピリっ娘が将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は一切なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

強くなりたい初級者のためのハッピー・アドバイス(17) 棋譜について

愛称:ピリ将

ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

強くなりたい初級者のためのハッピー・アドバイス(17)

 

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棋譜並べ(2)

 

質問を再掲する。

 

大きな質問    

Q2 最短で強くなる方法は?

中くらいの質問  

Q3 戦法は絞ったほうがよいか?

Q4 終盤を集中的に勉強すべきか?

Q6 戦法は何がベストか?

小さな質問

Q1 棋譜集は、何がよいか?

Q5 棋譜並べは併行すべきか?

Q7 定跡書、棋書は何がベストか? 

 

 

 Q1については、前回、いちおう決着がついた。

 ただし、最初の1冊を決めたに過ぎない。

 やがて、別の棋譜集も必要になるだろうと思う。

 Q5のために、再びQ3やQ6あたりと行きつ戻りつしてみる。

 

 というのは、棋譜集に対する私シュうぇッチマンの考え方がある。

 私シュうぇッチマンにとって、棋譜集とは、万能型を求める。

 つまり、実戦のように、未知の局面に遭遇したいと考える。

 また、序盤・中盤・終盤をバランスよく鍛えるという目的も持つ。

 つまり、研究目的というよりは、大局観が目的。

 だから、最終的には天野宗歩(幕末の棋聖)を重視する。

 私シュうぇッチマンがオールラウンダーだからという理由もあるだろう。

 

 しかし、一般的には、研究目的で、棋譜を調べるほうが普通かもしれない。

 そういう向きには、もちろん、そのような勉強法を禁ずるわけではない。

 戦型別の棋譜集や、あるエキスパートの棋士棋譜集を調べればいい。

 

 ただし、初級者に限っていえば、違う。

 まだ得意戦法が定まっていないからだ。

 得意戦法がないのに、特定の戦法にはまるのは危険。

 いろいろ知り、試し、考えた上での選択ではないから。

 

 中飛車を覚え、棒銀四間飛車も試し、最新の戦型にも触れた上で定める。

 これがよい。

 

 中途半端に戦法を決めて、コロコロ変える。

 これは最悪。

 

 プロを見てほしい。

 そんなにしょっちゅう、戦法を変えてはいない。

 振り飛車党が居飛車党に変わるなどという変更は、一生に1度か2度くらい。 

 

 そのような背景も考えて、棋譜集をセレクトした。

 古すぎる棋譜や新しい棋譜は避け、最近の永世名人同士の棋譜としたわけだ。

 

 古すぎる棋譜は、実戦にダイレクトに役立たない。

 新しすぎる棋譜も、結論がコロコロ変わるから、体系だって学べない。

 谷川・森内・羽生の3者は、オールラウンダーだというのも大きい。

 大山・中原だと対抗型ばかりだし、戦法が古すぎる。

 

得意戦法の見極め方

 

 ついでに、得意戦法の見極め方についても、書いておく。

 よく戦法をすすめてくれる人がいるだろうが、気をつけてほしい。

 得意戦法は他人からすすめられて決めるものではないということを。

 

 たしかに、私シュうぇッチマンは、中飛車戦法をすすめた。

 しかし、それはあくまで最初の戦法をすすめたにすぎない。

 入り口としてすすめたにすぎない。

 実際に得意にしていく戦法は、いろいろ見てから決めてほしい。

 

 バイキングで、手当たり次第に食べる人は、素人だ。

 まず全体像を一覧した上で構想するのが、プロである。

 

 戦法の選択も同じことで、すべての戦法に触れてから決めてほしい。

 もちろん、中飛車がそのまま一生の戦法になってもよいのだけれども。

 

 戦法をすすめてくる人は、自身の体験に拠りすぎていることが多い。

 これも危険なこと。

 戦法には相性というものがあるからだ。

 

 棋風という言葉があるように、本人の性格や感覚なども絡み、繊細。

 好き嫌い、実戦での登場頻度、勝率などを総合的に考える必要がある。