「ピリ将」ピリっ娘が将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は極力なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

【駒落ち】二枚落ち上手の勝負手 両端攻めからのパンツを脱ぐ

将棋ブログ「リ将」

将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

 

 

f:id:Shouldgo:20180205143357p:plainf:id:Shouldgo:20180205143357p:plainf:id:Shouldgo:20180205143357p:plain

   

 

 

 

www.piri-girl.online 

www.piri-girl.online

www.piri-girl.onlinewww.piri-girl.online 

www.piri-girl.online

 

 

 

【駒落ち】二枚落ち上手の勝負手

 

両端攻めからのパンツ脱ぎ

  激指との二枚落ち戦。

 下手が、私シュうぇッチマン。戦型は下手が中飛車で、相穴熊。形勢は下手優勢で、評価値は+1898。もちろん、単純に▲5五同飛でも良かった。

 本譜も5筋に歩を垂らし、さすがに楽勝と思ったが、そうは問屋が卸さない。

  

図1

f:id:Shouldgo:20180528135007p:plain

 

 勉強になるので、ここでのソフトの手をお考えください。(二枚落ちなので、△上手の飛角はないものとする。)

 以下、ネタバレ注意。正解は、

 

 

 

 

 

 

 

 △9五歩

 

 こちらの端歩を突いてきた。無視して、と金づくりがよかったか。

 

 ▲同歩

 

 「5三のと金に負けはなし」という格言もあるので、迷ったが、実利に走る。

 相手に歩を持たれるのも、イヤだから。

 

 △1六歩▲同歩△1七歩▲同銀△3三桂(図2)

 

図2

f:id:Shouldgo:20180528135829p:plain

 

 △3三桂が、いわゆる「パンツを脱ぐ」という奥の手だ。現実でも将棋でもパンツは脱がないほうがよいに決まっている。将棋の場合、穴熊が弱体化するので、良くない手とされ、戒められるが、もはやそんなことは言っていられない。

 ここで私シュうぇッチマンは、▲2八銀と早逃げ。しかし、この穴熊の修復が、結果的によくなかった。ソフトの推奨は、▲2六歩。桂馬が跳ねたいと言っているから、跳ねさせじと歩突き。当然といえば、あまりに当然の一手。

 こういうところが、人間の、私シュうぇッチマンの頭の固いところ。

 

 ▲2八銀に対して、それでも構わず△2五桂と跳ねてきたのには、いつも驚かされる。ソフトは、こういう桂跳ねが本当に多い。(角換わりの桂跳ねしかり。)「桂馬の高跳び歩の餌食」で▲2六歩があるからと、そもそも人間である私シュうぇッチマンの読みにはない。そろそろソフトに慣れたいところだが、この辺がおっさんシュうぇッチマンの限界かもしれないと思う。

 また、私シュうぇッチマン、穴熊のここの歩を突くのには大きな抵抗があるということも大きい。そこで、▲2六金(図3)として、端を補強した。この手法は、最近、相振り飛車(対人戦)で多用している私シュうぇッチマン流の指し方。

 ただし、これも疑問だったようで、ソフトの推奨は▲2六歩だった。この辺の心理的駆け引きは、よく覚えておきたいと反省した。もっとも、ソフト側には心理的駆け引きのつもりなど、毛頭ないのであるが。

 

 整理しよう。

 穴熊に対しては、両端攻めからの桂跳ねが有効。「桂馬の高跳び歩の餌食」の例外で、歩を突かせれば、穴熊が弱体化する。歩を突かないと、桂馬が生きる。実戦に頻出の勝負手として銘記したい。メリットは、歩・香・桂だけで手になるところ。少ない元手(リスク)でリターンが見込めると言い換えてもよいだろう。

 

図3 

f:id:Shouldgo:20180528141219p:plain

 

 そうはいっても、図3で悪いというわけでもない。私シュうぇッチマンは、何ら不満を持っていなかった。ところが、評価値は+1421まで下がっている。実はこの後の展開に、私シュうぇッチマンの致命的な読み抜けがあった。おわかりだろうか?

 

 △1七歩▲同桂△同桂成▲同銀

 △2五桂▲2八銀△9五香▲同香

 △1七歩(図4) 

 

図4

f:id:Shouldgo:20180528142016p:plain

 

 先ほど突き捨てておいた反対側の端歩を拾い、再度の△1七歩。ここで私シュうぇッチマンははじめて事の重大さに気づき、固まってしまった。もちろん、この筋自体は、見えていた。しかし、こうして香車を入手されることの意味を理解していなかったのは、迂闊であった。ここに私シュうぇッチマンの弱点が、露呈していると言える。ここまで読めるようになれば、五段になれるし、ここまで読めるようになれなければ五段にはなれないと痛感させられた。もう一歩深く読めるようになりたいものだ。20手くらい先を明視できないと、これ以上はない、と。

 

 ▲同香△同桂成▲同銀△2五香(図5)

 

図5

f:id:Shouldgo:20180528142726p:plain

 

 桂を香に代えるのが、好着想。金が逃げると、玉頭に成香を作られ、負け。さりとて金を取られるのも痛すぎる。別段、難しい手ではない。しかし、20手前に、この手を読むことができなかった。

 この後、激闘、接戦となり、吊り橋を渡るようなスリリングな終盤戦を楽しむことができ、紙一重で辛くも勝ったとはいうものの、反省の多い一局となった。

 

 

 

▲ピリ将ホームページ

xn--rdk1bu28r.online