「ピリ将」ピリっ娘が将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は極力なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

【初の自戦記】Pピリ将イベント1か月前 初段になる実戦あの手この手(前)

将棋ブログ「リ将」

将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

 

 

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Q クイズです。

 いよいよあと1か月を切りました。

 Pピリ将イベントに参加するとき、どの媒体を参照するでしょうか? 

 

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【自戦記】初段になる実戦あの手この手

 

 ブログで自戦記を公開するのは初の試みなので、緊張している。

 しかし、せっかくなので、級位者のかゆいところに手が届くように、なるべくわかりやすく、噛み砕いて、思考のプロセスを言語化し、急所をバッチリ押さえた解説を心がけたい。

 今回ご紹介するのは、P君との指導対局。せっかくだから、華のある手も指したいと上手も張り切って臨んだ。

 

先手 シュうぇッチマン四段

後手 P 1級

 

初手からの指し手

 ▲7六歩  △4二銀  ▲2六歩  △5四歩

 ▲4八銀  △5三銀  ▲6八銀  △3二金

 ▲7八金  △3一角  ▲6九玉  △4一玉

 ▲5八金  △6二銀  ▲5六歩  △7四歩

 ▲6六歩  △7三銀  ▲6七銀  △8四歩

 ▲5七銀  △8五歩 (1図)

 

1図(△8五歩まで)

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 P1級は、角道を開けない作戦で来た。いわゆる嬉野流と言っても差し支えないだろう。引き角で急戦を目指す指し方。2筋を急ぐと、土下座の歩で耐えようというのが嬉野流のねらい(参考1図)。

 

参考1図(△2二歩まで)

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 もちろん、参考1図で先手が悪いわけではまったくないのだけれども、今回は手損を恐れて、2筋を急がない指し方を選んだ。参考1図は、一歩を手にしたものの、陣型整備は後手の方が進んでいる。特に格下の奇襲に対しては、相手のツボにはまらないように慎重にねらいを外しながら持久戦を志向し、実力勝負に持ち込むのが極意だ。

 なお、嬉野流について研究したい方は、天野貴元『奇襲研究所~嬉野流編~』(マイナビ)や本間博『これで万全!奇襲破り事典』(同)を推奨する。研究した上で、正面からぶつかっていくのも、実力向上にはプラスに働く。

 

奇襲研究所 ?嬉野流編? (マイナビ将棋BOOKS)

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これで万全! 奇襲破り事典 (マイナビ将棋BOOKS)

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  ともあれ、今回は相手の挑発に乗らず、雁木囲いに組んでみた。力戦系の序盤のコツは、攻めは最小限に抑え、金銀を二段目、三段目に盛り上げていき、連結をよくして隙をなくしておくこと。相手はいよいよ飛車先の歩を伸ばしてくるが、角は上がらない。

 

1図以下の指し手

 ▲2五歩  △4四銀  ▲6五歩  △8四銀

 ▲9六歩  △7五歩  ▲4六歩  △7二飛 (2図)

 

2図(△7二飛まで)

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 嬉野流は玉の囲いは最小限にして、どんどん攻めてくる。速攻が決まらないと苦しくなるとも言える。というわけで、P1級は、棒銀で攻めて来た。棒銀を受ける1つのコツを記す。それは適当に受け流すこと。まともに相手をしていると、一方的に攻めつぶされてしまう。たとえば、7五の地点が争点だが、相手の飛角銀が利いているので、この地点で争うのは得策とは言えない。雁木のよいところは、7七に銀がいないこと。7七に銀がいないおかげで、中央が厚いし、▲6五歩で角も働かせやすい。また、△7六歩と取り込まれても響きが薄いので、今回のように無視することができるわけだ。雁木の弱点は、角頭。角頭を殺到されないようにするという意味でも、受け流すのが大事。つまるところ、五段目に銀を進ませないのが、棒銀退治の鉄則ということだ。歩だけならプレゼントするし、歩だけなら引っ張り込んでも大丈夫。

 

2図以下の指し手

 ▲4五歩  △5三銀  ▲2四歩  △同歩

 ▲5五歩  △7六歩  ▲5四歩  △6二銀

 ▲5三歩成 △同角   ▲2四飛 (3図)

 

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 受け流す場合は、こちらも攻めることを忘れてはならない。攻めとは基本的に歩を間に合わすことだ。4筋から歩で銀にちょっかいを出す。P君は銀を引いたが、こういうときは気合いで△同銀と取る方がよいだろう。気合い負けして、どんどん駒が下がるようなら、少なくとも嬉野流は向いていない。中盤は、駒を引かないよう心がけるといい。2筋と5筋を絡めると、あら不思議。十字飛車が決まってしまったではないか! つまり、▲2一飛成と、▲8四飛の両ねらいというわけ。2図の袖飛車の段階で、浮いた棒銀の素抜きを虎視眈々とねらっていたのだ。▲4五歩を仮に△同銀でも、▲5五歩から同様のねらいで行くつもりだった。中盤は離れ駒に注目し、そこから手を組み立てていくことが、とにかく大事。上達しないと嘆いている級位者は、まずこの感覚を身につけていただきたいと希う。この感覚がないままに、研究や実戦を増やしても、おそらく大して強くなれないのではないだろうか。(つづく)

 

 

 クイズの答え

 

 A 正解は、カトちゃん「ペ」でした。

 

 

ピリ将イベント

日時:2018年7月15日(日)午前10時から

場所:アットビジネスセンター東京駅(東京駅八重洲中央口から徒歩6分)

 

内容:初段になるための上達法(技術からメンタルまで)

講師:細島みろく(シュうぇッチマン)

 

費用:非営利なので無料(ただし教材費〔会場費〕5,000円が必要)

定員:初心者・級位者 あと数名(早い者勝ちです)

お申込み・お問合せ:ホームページの専用メールフォームをご利用下さい。

 

 

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