「ピリ将」ピリっ娘が将棋倶楽部24で初段になる50の方法

期間限定で公開中。将棋で強くなるための上達法のあれこれ。難しい符号は極力なし。将棋以外にも応用できるので、ご愛読を。

【Pピリ将本編・再放送】棋譜並べ(10)ノートの色分け

将棋ブログ「リ将」

将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

 

 

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【Pピリ将本編・再放送】棋譜並べ(10)

 ノートの色分け

 

 

棋譜を並べた後、どうするか。

再びノートの話に戻ろう。

 

 

再びノートについて

当然ノートに記録を残す。

私シュうぇッチマンのやり方は、こうだ。

 

まず通常のノートに正の字を書き、回数を記録する。

 

これまで並べた数字は算用数字で書く。

で、今回並べた数字を正の字にする。

 

たとえば、一昨日、先手番で3回、昨日、後手番で2回並べたとしよう。

そして、今日先後で5回ずつ並べた、と。

 

もし、そうであれば、ノートには次のように記す。

 

◎棋譜並べ

・石田和雄著『三間飛車』所収

 大山・石田戦 先手三間飛車対後手急戦 石田勝ち

 ▲3+正 △2+正 

 

さらに、翌日、先手2回、後手3回並べたら、ノートは、こうなるだろう。

 

◎棋譜並べ

・石田和雄著『三間飛車』所収

 大山・石田戦 先手三間飛車対後手急戦 石田勝ち

 ▲8+T △7+下 

 

先手と後手で計20回に到達すれば、「おめでとうございます!」となる。

蛍光ペンで三重丸をつけるのが、わがシュうぇッチマンの流儀。

 

◎棋譜並べ

・石田和雄著『三間飛車』所収

 大山・石田戦 先手三間飛車対後手急戦 石田勝ち

 ▲10 △10 b正正 

 

さらに暗誦10回に到達すれば、花丸をつける。

これは公文式で学んだ手法。

 

公文式はかつて通っていた縁で、羽生先生がCMに出演した。

私シュうぇッチマンも通っていて、講師を務めた。

 

100点満点取れるのが、とにかく子供にはうれしい。

 

このことを生徒・教師両側から知ったこと。

これは私シュうぇッチマンのコーチングの基礎であり、財産だと思っている。

というわけで、自分で自分を褒めてあげる手法を、各人で工夫されたい。

 

ついでにいうと、私シュうぇッチマンのノートは、カラフル。

 

「定跡」の記録には、蛍光ペンの「オレンジ色」の線。

「詰め将棋」の記録には、蛍光ペンの「黄色」の線。

「棋譜並べ」の記録には、蛍光ペンの「ピンク」の線。

「実戦」の記録には、蛍光ペンの「水色」の線。

( 練習試合や観戦など「その他」の記録は、無色。 ) 

 

このように、色分けをしているからだ。

 

*「必至」は「緑色」、「次の一手」は「紫色」、「駒落ち」は「茶色」。

 現在は上記3色をさらに加えている。

 

色分けの意味は、ひと目で識別できるということが大きい。

加えて、後から見返すように習慣化している、という意味もある。

 

通常、記録を書くときに、蛍光ペンは使わない。

1週間くらい経って、これまでの学習を振り返るときに蛍光ペンセットを手にする。

 

せっせと線を引いていく。達成感がある。

もし特定の色に偏っていると、次からバランスに配慮するようになる。

見開き2ページにすべての色が登場することを意識している。

 

ゼブラ 蛍光ペン オプテックスケア 7色 WKCR1-7C

ゼブラ 蛍光ペン オプテックスケア 7色 WKCR1-7C

 

  

ノートは両開きになっている。通常は左から開く。

右から開くと、データの一覧表が現れる。

 

実戦の勝敗データが1ページ目、2ページ目が棋譜並べ30回通しの記録。

3ページ目が詰め将棋の記録で、4ページ目が定跡学習の記録だ。

5ページ目には、PCソフト激指との対戦データが載っている。

 

 

殿堂ノート 

棋譜並べに関しては、さらに専用のノートを、もう一冊用意している。

30回通した棋譜名に通し番号をつけて記録している。

 

30回通した棋譜は、「殿堂入り」を果たす。

 

つまり、通常のノートには1回しか並べていない棋譜名も載っている。

30回並べた棋譜名も載っている。

しかし、「殿堂ノート」には、30回並べた棋譜名しか刻めない。

 

たとえば、羽生・藤井戦を30回並べ、広瀬・藤井戦は25回しか並べた。

そういうときは、前者は殿堂入りだが、後者はまだ殿堂入りしない。

だから、あと5回並べようというモチベーションにつながる。

 

殿堂ノートは、自分で棋譜集を編集している気分も味わえて、楽しい。

ちなみに、殿堂ノートの正の字は、単位が違う。

一は30回、Tは60回、正は150回を意味する。

 

どうして、30回並べたのに、さらに並べるのか?

阿呆じゃない?

そう、阿呆なのである。

 

現実的な事情、年齢からくる阿呆さ加減は如何ともしがたい。

若い人も、齢を重ねればわかるはずだ。

30回も並べて、それでも時間が経てば忘れてしまう。

さよう、これこそが、おじさん(おじいさん)の悲しい宿命なのである。

 

いや、もっと悲しい宿命がある。

何を並べたのかを忘れるという、救いようのなさ。

 

しみじみ思う。

おさない頃、記録をつけていれば、今ごろ、どれだけ助かったか、と。

 

けれども、今もノートをつけていない人は、私シュうぇッチマン以上の阿呆。

さっそく今日から記録にとろう。

どんなつまらない一日であったとしても。

 

どんな記録でも、記録さえあれば、必ず生かすことができる。

私のノートは普段のノートがすでに10冊。

 

こうなってくると、結構、大変。

10冊振り返るだけでも、大仕事だから。

 

そこで殿堂ノートが役に立つ。

 30回並べたものをさらに復習するのが理想の勉強法なのである。

 

新譜を次々と並べる人がいるが、あまり意味がないのではないか?

こういう疑念を覚える。

 

単にたくさんの種類を並べた人が強いのなら、ベテランが強いに決まっている。

けれども、実際は若手が強い。

それは種類ではなく、強度だと私シュうぇッチマンは考える。

 

若手は、感動力が大きい。

一局や一瞬に心を動かし、そして、忘れない。

だから、強い。

 

ところが、ベテランは、感動力が弱い。

おまけに記憶力は衰え、忘却力が高い。

たくさんの種類を並べても、無駄という可能性大。

 

だから、私シュうぇッチマンは、種類ではなく、一局を繰り返すことに重きを置く。

「何度もなぞれば、線は太くなる」の法則だ。

 

質(若手)より量(ベテラン)。

量(種類)より量(1局30回×N)の法則だ。

 

1000回並べたものは、屋上屋を架すだが、今のところ、宗歩ー宗印のみ。

これは殿堂の上を行く超殿堂。

もはやノートにしなくても、脳みそで記憶できる。

これが誰にも負けないという心の支えになっている。 

 

 

蛇足

棋譜並べ30回通しについて、最後に、あと一言だけ助言(蛇足?ネタ?)を。

 

私シュうぇッチマンは、佐藤天彦名人同様、クラシック音楽の愛好者である。

加藤一二三九段(愛称・ひふみん)も、クラシック音楽の愛好家である。

中原誠十六世名人も、青野照市九段も、故・山田道美九段も、クラシック愛好家。

佐藤康光九段は、ヴァイオリンを弾く。

けだし、クラシック愛好家には、将棋が強いという共通点がある。

 

そこで、私シュうぇッチマンは、棋譜並べの際、独特な工夫を行っている。

 

1回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調作品21

2回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第2番ニ長調作品36

3回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第3番ホ長調作品55「英雄」

4回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第4番変ロ長調作品60

5回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調作品67「運命」

6回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」

7回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第7番イ長調作品92

8回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第8番ヘ長調作品93

9回目の棋譜並べ:ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」

 

それぞれイントロを口ずさんでから指し始めるのである。

ベートーヴェンの交響曲チクルスを完成させるイメージで取り組むのである。 

 

ベートーヴェン:交響曲全集

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5局目ならば、「じゃじゃじゃじゃーん」となる。

 なお、ベートーヴェンの交響曲は全部で9曲しかないので、10局目は無音だ。

 

最近は調子に乗って、指揮者ごとのイントロの違いもイメージするようになった。

 

ニキシュならフェルマータ長く、じゃじゃじゃじゃーーーーーーん。

トスカニーニなら楽譜に忠実に、じゃじゃじゃじゃーん。

ガーディナーなら高速テンポで、ジャジャジャジャン。

 

おかげで、ベートーベンの交響曲を聴くと、将棋を思い出すことができる。

 

共感覚効果、恐るべし!!

別に、これを真に受けて、真似する必要は毛頭ない。半分冗談である。

 

野球の打順でも何でも構わないが、番号に意味を付与する。

ここがポイントで、仕事がはかどる。

 

1番田中、2番菊池、3番丸、4番鈴木

 

広島カープのファンなら、こんな感じだろうか。

ちなみに、羽生善治先生は少年時代、カープの帽子をかぶっていた。

遠くから見て、お母様がひとめでわかるからだ。

 

それはさて、30回通しなら、1か月のカレンダーを意識するのも、効果がある。

 

1日うなぎクリア、2日ハンバーグクリア、3日うどんクリア、4日ポトフクリア

 

夕食のメニューとともに記録しておくのも、将棋だけの記録じゃなくてグー。

将棋以外の情報も少し足して、とにかく毎日書くようにする。

 

ここで依田九段の「8つのK」の4番目を紹介しよう。

「工夫」である。

 

工夫しようではないか、諸君!

 

【本日のまとめ】

・棋譜を30回並べたら、殿堂ノートに記録しておこう。

・色や音など、さまざまな感覚と連動させて工夫しよう。

 

 

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